2015年9月13日日曜日

会津若松市背あぶり山ウインドファーム

会津若松市の背あぶり山に新設されたウインドファーム(2MW×8基)16MW
会津若松市さんのHPによると発電量は約4,100万kWhで9,850世帯分の電気使用量に相当するようです。

晴れていたので、ブレードの先までよく見えました。


風車は迫力があって圧倒されます。風きり音はしますが、気になりませんでした。

運営されているエコ・パワーさんのフェンスがあって奥には入れません。が、結構近くまで寄ることができます。近くに東屋もあり、休憩できるようになっています。あと、車で5分くらいのところに背あぶり山レストハウスもあります。
県外からもドライブがてら(?)来られていました。ナンバーが東北から関東まで。



見晴らしも良いです。エネルギーがつくられていると思うとわくわくします。


環境アセスメントで周辺環境への調査はされていて、問題ないということなのでしょうけれども、全く環境に影響がないかと言えば、そうでもないかも知れません。
得られた電力は東京電力さんの系統に接続されているようです。そのことに関しては、同じ日本ですから、東京にいたときはお世話になっていたし、地元の同級生も関東にいる人が多いですから特にあれこれ言うつもりはないです。

しかし、エネルギーをつくり出すのには様々な影響や負担(自然環境への影響から費用(1基数億円かつO&M費用、電力を供給するための系統調整、再エネ賦課金等々)があるでしょう。

実際に行ってみて体感することで、エネルギーの在り方を見つめ直し、エネルギーを無駄遣いせず大事につかう、環境についても同様で、人間が文化的な生活を続けるためには、どのような環境であるべきか、そのために我々はどういうことができるか、どういったエネルギーをどう利用するのが理想的なのか等々、思いを巡らせてみたりしてはいかがでしょうか。




エコ村さんのバイオマスコジェネシステムを視察させてもらいました

郡山市湖南町にあるエコ村さんのバイオマスコージェネレーションシステム。
発電45kW、熱利用100kWの装置
海外製でマニュアルを読むのが大変だとか。。まだ、始めたばかりで、なかなか思うようには連続運転も難しいようです。これからの稼働率アップに期待。

機関車みたいなエンジンの回転するシューポッポ、というような音が聞こえました。
ビジュアルも機関車トーマスのようです。


特別に(?)チップ乾燥場所も見学させていただきました。1日1t使われるとか。。作業は人手で、とても40℃くらいの環境で短時間しかできないとか。。含水率は10%以下だそうです。

熱はハウスでの野菜栽培に利用されるそうです。既に野菜は育っていました。しかし夏は流石に暑そう。
きっと湖南は冬寒いので、冬はだいぶ有り難い施設になることでしょう。

エコ村さん近くの道路から見た猪苗代湖と磐梯山。
美しいですね。