2016年7月31日日曜日

産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所一般公開2016

 今年も再エネ研究所の一般公開がありました。年を経るごとに、内容がグレードアップしているように感じます。この日、7月30日(土)は昨日の梅雨明けにより、かなりの暑い日となりました。

ということで、日傘を貸してくださるなど、準備が素晴らしい。
私が参加したFREA一般公開2016 ラボツアーでは、風車の中が見られたり、太陽電池製造装置、地中熱利用のお話等が聞けました。

これはナセルといって、風車の羽(ブレード)の中心にあるもの。この風車は300kWの中形(?)くらいのもので、遠いと小さく見えますが、近くで見ると結構大きいです。(参考:郡山布引高原のウインドファームにあるような大形風車は1基2MW、小形風車は20kW以下)
太陽光と風力発電の発電の日ごとの変動の様子。太陽光は晴れればもちろん12時くらいにピークが現れますが、風力はギザギザでまさに風まかせ。産業総合研究所さんでは、風車に到達する前の風を予測する研究等も行っているそうです。
地元の高校生の研究発表。やはり工業高校の発表は派手に見えます。知ったかぶって、アルディーノとかラズベリーパイのマイコン使ってるの?とかマグネシウムを選んだのは空気電池とかを参考にしているの?とか質問したらちょっとザワつきました。こういうところに出ると変な人に変な質問をされるのが厄介なところ(ごめんなさい)。
 工業高校の学生さんはマイペースで、進学校の学生さんはきっちり発表の形式を決めていて特徴があって面白かったです。しかし、私が高校生の頃に科学の祭典があって、フェルトの魚で内蔵の説明とかをやっていた記憶があるので(汗)、かなりレベルが高いと思います。(学校のレベルも違うと思いますが)
日大工学部さんの研究発表。この丸い点の1つ1つがマイクで、広い音域を測定し、写真右にあるモニターで音の発生源が見られるようになっています。やはり人間の耳には聞こえない低周波の音の割合が大きいそうです。風車を導入するときは周りの環境影響を調べますが、長く発電し、周りに住む人や生き物ために、こういった技術を活用してきちんと調べて欲しいです。
郡山市のマスコットキャラクターがくとくんとおんぷちゃんも来ていました。子どもたちにも人気でした。

2016年7月2日土曜日

沼上発電所見学

 アフターディスティネーションキャンペーンで東京電力の沼上発電所見学会が開催されていたので参加して来ました。去年もやっていたみたいだけど、機会を逃し、今年最後の開催に滑り込み参加。こういうの定期的にやってもらえるとありがたいです。私の参加した会には大人ばかりでしたが、しばらくしたら父子で参加している人もいました。

全体像
黄色のラベルのあるところが水力発電所
 東京電力の方が説明してくださいました。猪苗代電力所には15箇所の発電所があって全て無人運転だとか。発電所祭りです。
 さて沼上発電所の中に。
2号水車の発電機から見た写真

1号水車
水車が回転している音が聞こえます。けっこううるさい。あとは発電機の風が。1分間に500回転、3300Vをつくっているそうです。1号は1000kW、2号は1100kWで安積疎水を利用するかんがい期の大体4〜9月のみの運転だそうです。農業で使う時だけ農業に使用する前に水の落下するエネルギーを使うわけですね。素晴らしい利用方法!ちなみにかんがい期以外は他の利用先に回るのだとか。確かに周りに水力発電所が沢山あるし水の用途は様々あるでしょうね。
昔頭の良い人が考えたというこの仕組み、明治32年に出来たという記念碑がありました。県内で一番古い発電所だとか。
導水管

水圧管です。2つ水車があるので2本あります。直径φ1.2m、鉄の厚みt7mm、t11mm高さは37m、スキーのジャンプ台の角度34°、水は約4tずつで8tの水が30秒で25mプール一杯になる量だそうです。管の表面は汗をかいていて冷たかったです。地域の子どもたちも見学に来て喜ぶとか。
発電に使用される以外の水が隣に流れていました。水が豊富です。水車は設計した量より少ないと動かないのでもったいないように思えても仕方ないでしょう。ちなみにこちらは子どもは入れないということ。男性の方はフェンス近くで止まられていましたが、女性が奥まで進んで写真を撮っていました。説明員の方にあまり遠くにいかないよう言われていましたね。熊との遭遇も怖いですしね。
変電設備
 水力発電つくられる電力は、送電線と同じ交流です。太陽光発電では直流ですが。ここでつくられた電力は変圧して竹之内変電所に送るとか教えてもらったような。メモしていなくてこ特にこの部分間違っていたらすみません。
 周りの水はとても綺麗でした。水を見ていると渦が発生していて、ベクトル解析で習ったdiv, rotを思い出します。とても澄んでいてぼーっと見入ってしまいました。