アフターディスティネーションキャンペーンで東京電力の沼上発電所見学会が開催されていたので参加して来ました。去年もやっていたみたいだけど、機会を逃し、今年最後の開催に滑り込み参加。こういうの定期的にやってもらえるとありがたいです。私の参加した会には大人ばかりでしたが、しばらくしたら父子で参加している人もいました。
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全体像 |
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黄色のラベルのあるところが水力発電所 |
東京電力の方が説明してくださいました。猪苗代電力所には15箇所の発電所があって全て無人運転だとか。発電所祭りです。
さて沼上発電所の中に。
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2号水車の発電機から見た写真 |
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1号水車 |
水車が回転している音が聞こえます。けっこううるさい。あとは発電機の風が。1分間に500回転、3300Vをつくっているそうです。1号は1000kW、2号は1100kWで安積疎水を利用するかんがい期の大体4〜9月のみの運転だそうです。農業で使う時だけ農業に使用する前に水の落下するエネルギーを使うわけですね。素晴らしい利用方法!ちなみにかんがい期以外は他の利用先に回るのだとか。確かに周りに水力発電所が沢山あるし水の用途は様々あるでしょうね。
昔頭の良い人が考えたというこの仕組み、明治32年に出来たという記念碑がありました。県内で一番古い発電所だとか。
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導水管 |
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水圧管です。2つ水車があるので2本あります。直径φ1.2m、鉄の厚みt7mm、t11mm高さは37m、スキーのジャンプ台の角度34°、水は約4tずつで8tの水が30秒で25mプール一杯になる量だそうです。管の表面は汗をかいていて冷たかったです。地域の子どもたちも見学に来て喜ぶとか。
発電に使用される以外の水が隣に流れていました。水が豊富です。水車は設計した量より少ないと動かないのでもったいないように思えても仕方ないでしょう。ちなみにこちらは子どもは入れないということ。男性の方はフェンス近くで止まられていましたが、女性が奥まで進んで写真を撮っていました。説明員の方にあまり遠くにいかないよう言われていましたね。熊との遭遇も怖いですしね。
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変電設備 |
水力発電つくられる電力は、送電線と同じ交流です。太陽光発電では直流ですが。ここでつくられた電力は変圧して竹之内変電所に送るとか教えてもらったような。メモしていなくてこ特にこの部分間違っていたらすみません。
周りの水はとても綺麗でした。水を見ていると渦が発生していて、ベクトル解析で習ったdiv, rotを思い出します。とても澄んでいてぼーっと見入ってしまいました。
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