2016年8月6日土曜日

ふくのかぜ@道の駅つちゆ

 地域イノベーション戦略支援プログラム「ふくしま発小型風力発電システム」実証試験「ふくのかぜ」を見に行きました。
 看板によると、福島大学と北芝電機さんの共同研究をベースとして、コンソーシアムで造られた実証試験機ということです。
 風車というとプロペラ形が一般的ですが、この風車は垂直軸形で、中央の柱を中心として地面と平行方向に回転するのだと思いますが、残念なことに、この日は風が足りず、回っていませんでした。なぜ分かるかというと、工事しているおじさんがいたので、調整で止めているのかと聞いたら、風がふいてないでしょう、と言われました。自然相手なので仕方ないです。
(それか、わずかな風でも回るような設計にすれば回るのだと思いますが、そうすると回りすぎて壊れやすくなるのか、そもそも羽の材質が重くて限界があるのか、あ、でも、カーボンとか、よく鳥人間コンテストの飛行機に使われるような材質にすれば軽くはなるかも、強いし、多分コストは高いけど、とか素人考えなので分かりませんが、既に採用されているかも知れませんが、兎に角まだまだ開発要素は沢山あるという感じを受けます)

 風車って回っていないといかにもせっかく建てたのに動いていないね、というふうに見られがちですが、太陽光発電と違って風が足りれば、夜でも動いてくれます。
太陽光電池もついています。バイブリッドなのかな。
色が周りの風景とあっていて、とけ込んでいるように見えます。
  ちょうどよい風がふくとよいです。しかし、ここは周りを山に囲まれている山なので、突風とかないのかどうか、どんな風状なのか気になります。

 スペックを見ると発電機は5kWで蓄電池もついていて10kWh。蓄電した電気は何の用途に使用されるのかも気になります。5kWだと大きめの戸建て住宅に設置する太陽電池の容量くらいのイメージです(250Wパネル20枚くらい)。
 よい結果が出て、あるいは実証結果をふまえて改善されて、普及していくことを願っています。

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